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CMYKの限界?

2020.01.31

 

突然ですがこの画像を御覧ください。(虫嫌いの方ごめんなさい)

 

 

きれいなタマムシですね。
ところがこの画像を印刷しますと…

 

 4Ctamamushi.jpg
 

 

あれ?なんだか色あせて見えるような…

 

そうなんです。

実は通常の4色印刷(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの掛け合わせ)には色の表現に限界があるのです。

下の図を御覧ください。

 

グラフ.jpg

 

黒の点線で表された範囲がCMYK(印刷物)で表現可能な領域。
そして、白い線で表された範囲がRGB(画像)になります。

ちょうど今回の鮮やかな緑色というのはCMYKでは表現できないということなんですね!

グラフ2.jpg

では、印刷物でこの色を出すことはできないのかというと、そんなことはありません。

 

tamamusikeikou.jpg

 

いかがでしょうか?
並べると…

 

tamamushi_kurabe.jpg

 

(この画像は補正等は一切行っておりません)

 

 

右の方が断然あざやかですよね!
ではなぜRGBのような色が出せるかというと…

 

 

特色を使用して印刷をします

 

 


 

特色とは

特色(とくしょく)は、印刷においてプロセスカラー(CMYKの4色印刷)では再現できない色を表現するために、あらかじめ調合(調色)されたインクのことです。蛍光色や金・銀、メタリックレッドといったメタリックカラー、パステル調の色、白などのほか、非常に鮮かな色などがあります。

 


 

つまり!!

CMYKでは表現できない色を特色で補うことで
RGBのような鮮やかな色も印刷することができるのです!

 

CMYK+L.jpg

 

しかも当社は国内でも数少ない、5色輪転機を保有していますので、
薄紙、大ロットでの印刷が可能となっています!

 

どうしても表現したい色がある方、
他との差別化した印刷物を作りたい方は是非一度、若草印刷までお問い合わせください。

 

 

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